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ボク、大丈夫だよ(^_-)-☆

小学1年生のそうた君。

先週、初めて一人でレッスンを受けました。

ピアノ発表会が終わり、小学校にも慣れてきたこの時期が、そうた君にとって、一人レッスンデビューに一番良いタイミングなのでは、と思っていました。

「次のレッスンから、一人で来る?」と聞いた時、心配そうなお母様の横で「うん!来る!」と即答したそうた君。

レッスン当日も、不安げに見送るお母様に「ボク!大丈夫だよ!」と手を振っていました。

ピアノの前に座ったそうた君。

いつもより、背筋がピン!と伸びています。

お返事も、いつもの「うん!」ではなくて「はい!」。

とっても凛々しいお顔で、前回からの宿題をスラスラ弾いてくれました。

そして、弾き終えたと同時に、時計をチラっ。

その後も何度も時計を気にしています。

「おやおや、これは30分もたないな」と直感しました。

寂しくて早くお母さんに会いたくて時計を気にしているのではないのです。

時計の針に気持ちを支配されているという感じでしょうか。

小学校に入学して間もない子ども達。

学校では「時計の針が〇になるまで、席に座っていましょう」「〇分までに〇○しましょう」と教わっていることが多いのではないでしょうか。

時にはストップウォッチを片手に「〇秒間のうちに〇○しなさい~!」なんて場面も目撃したことがあります。

でもこれも集団生活の勉強中では必要だし大事なことです。

きっと、そうた君のお母様も、初めての一人レッスンを応援する気持ちで、そうた君にたくさんお話してくださっていたのでしょう。

長い針が6になるまで頑張ってね!と愛情いっぱいに(*^^*)

少し頑張り過ぎているそうた君に、私からもお話をしました。

「先生がそうた君に会えるのは、一週間に一度だけなんだ。

先生は、毎日でもそうた君と一緒にピアノを弾いていたいけど、たったの一日、しかも30分しか会えないの。

だから、レッスン中は時間を気にせず過ごしたいな・・・」

まるで恋人同士の会話!(#^^#)

その後は一度も時計を気にすることなく、レッスンが進みました。

そしてレッスン終了を告げると、

「え!もう?・・・あっと言う間だった~」と、そうた君(^^)

自然体で良い集中力が発揮されました。

今回初めて一人でレッスンを受けたこと、きっと、そうた君の自信になると思います。

時間を気にしなくなった後も、背筋は伸びていたし、立派にお返事もしてくれました。

そしてとても楽しそうにピアノを弾いていました。

お母様、心配することないですよ(*^^*)

そうた君、「ボク、大丈夫だよ!」て、いつも言っていましたもの(*^^*)

初めての発表会の時も、ね!(^_-)-☆

記念すべき、初めての一人レッスンの日

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