
譜を読むⅡ~指使い編~
今日は近くの小学校の卒業式。 昨日まではランドセルを背負っていた6年生が、今日は真新しい中学の制服を着て登校していきました。(小学校の卒業式に中学の制服を着用・・・、新潟に来てビックリしたことの一つです!) 教室生徒のそう君も今日、卒業です。 卒業証書を受け取る、そう君の姿を想像するだけでウルウルしてきます(/_;) そう君のパパ(ささパパ)は教室で一番涙もろいので、きっと今頃、号泣されていることでしょう・・・。 さて昨日はそう君の妹、ゆきちゃんのレッスンがありました。 譜読みを終えて両手練習です。 この時期に気を付けたいのが「指使い」。 片手練習の時には出来ていた正しい指使いが、両手練習になった途端、違う指を使って弾いてしまうことがあります。 なぜか弾きにくい、いつも転んでしまう・・・、そのような箇所は誤った指使いが原因のことが多いです。 昨日のゆきちゃんのレッスンでは、もう一度指使いを確認。 「う~ん、めんどう・・・」と口では言いながら、頑張るゆきちゃん(*^^*) 次のレッスンでは、正しい指使いだからこそ表現できる音の表情などについても勉強

ひとりでレッスン。
昨日、ここちゃんの53回目のレッスンがありました。(レッスンカルテを遡り、数えてみた!) いつもはお母さん(ここママ)と一緒に入室しているのですが、昨日は妹ちゃんのお世話があるということで、ここママと相談し、初めて一人でレッスンを受けてみることにしました。 約束の時間になると、いつも元気に「お邪魔しまーす!」と階下から聞こえるここちゃんの大きな声。 昨日は、いつもの8割くらいの大きさだったかな? でも玄関まで迎えに行くと「ひとりだよ~」と笑顔のここ。 階段上がってレッスン室に入るまでずっとお喋りしているのは、きっと笑顔の奥の「不安」を隠すため。 ここちゃん、ピアノの前に座ったらスッとスイッチが入り、しっかりレッスンモードです。 こちらも合わせて先生モードON。 小さい子のレッスンでも、あえて難しい言葉(大人っぽい言葉?)も使ってみます。 初めて聞く言葉でも、先生が話したその言葉の前後から、自分で意味を知ろうと考えます。 そして、赤ちゃん扱いではなく一人前の人間として向き合うことで、子ども達の背筋がピン!と伸びるんです。 昨日のここちゃん、本当によ

また来たよ(^^)/
2月初旬に体験レッスンを受講し、今月からレッスンを始めている「そうた」。 春から年長さんになる、教室最年少のニューフェイス君です。 皆さん、どうぞよろしくお願いします(*^^*) 体験レッスンから1回目のレッスンまで半月以上あいだが空き、少しドキドキして教室に来るかな、と心配だったのですが・・・。 「また来たよ~!」と満面の笑みで、レッスン室に入って来てくれました。 それから2回目、3回目も「また来たよ~!」と元気に登場する、そうたです。 30分レッスン、まだこの時期のお子様には正直、長い時間です。 特にレッスンを始めて間もない頃の集中力は、せいぜいもって10分~15分ではないでしょうか。 長すぎるレッスンは苦痛を与えます。 でも苦痛と感じないギリギリのところから忍耐力を育てたい、と思っています。 そうた、頑張っています! 始めの15分は「弾くこと」に集中。 残りの15分は「聴く」「歌う」など、耳を育てることに重点を置いてレッスンをしています。 そうた、とびきりの笑顔でピアノを弾きます。 先生のお話も、笑顔で聞いてくれます。 いつまでもこんな笑顔

譜を読む。
清々しい春の陽気に気持ちも明るくなる今日このごろ。 ご心配をおかけしております教室の電子ピアノですが、来週には修理が入り、直る見込みです。 今では製造していない型番なので、メーカーさんに部品の在庫がなければ手放さなくてはいけないところでしたが良かったです(^^ゞ でもこの機会に、現在の電子ピアノは別室に移し、レッスン室には新しい電子ピアノを入れることにしました。 楽しみです。 また大切に使っていきたいと思っていますので宜しくお願いいたします。 さて、昨日の「ここママ」のレッスン。 発表会で弾く連弾曲の譜読みを一緒にしました。 音符の長さも正確に、指番号もしっかり守ります。 ここママもそうですが他の生徒さんみんな、譜読みが上手になったなぁと感じています。 「譜読みが速い」ではなくて「譜読みが上手!」というところがミソです(^^♪ 『良い演奏、上手な演奏とは大前提として、楽譜がきちんと読めていること』だと以前、生徒の皆さんにお話したことがありますね。 「譜読み」というと、まず音の高低だけに気を取られてしまうことが多いですが、大事なのは何音符で書かれて

電子ピアノが・・・。
うんともすんとも言わなくなりました。 電源は入り、スピーカーからも微かにザーザー音がするのですが、液晶が付かずボタン操作が出来ません。そして鍵盤を押してもまったく音が鳴りません。 とほほ・・・、故障です。 取りあえずメーカーさんに出張修理を依頼しました。 とてもやりづらいですが、今しばらくはピアノ一台でレッスンを行いますね( ノД`)シクシク… 元は電子ピアノコースの講師でしたから、電子ピアノならではの利便性や楽しみ方も知っています。 今では教室の生徒さんのほとんどは電子ピアノを使っていますし、否定もしません。 でも、停電した時や今回のような突然の故障・・・。 電子機器の怖さ、寂しさを感じてしまいます。 12、3年前に購入した、このピアノの中には、たくさんの音源やデータ、そしてたくさんの思い出が詰まっています。 どうか、治りますように・・・。

捨てられないもの。
年度末も押し迫り、雛人形を片付けると同時に、毎年、片付け熱のスイッチが入る私。 マメに整理しているつもりでも、キッチンからは賞味期限切れの調味料・・・。 冷蔵庫には「勿体ない」と、取っておいたけど結局使ってないワサビの小袋・・・。 クローゼットの中で溢れかえっているカノンが書いた1年分の絵や図工の作品。 一晩飾って写真に撮ってから、エイヤ!と捨てる! 雑巾みたいなタオルも捨てる! 「いつか使えるかも」と取っておいた、空き箱やクッキーの空き缶コレクションも、捨てる! 捨てる、捨てる、捨てるのダ! でも毎年、やっぱり捨てられない物がある。 『レッスンカルテ』 ピアノ講師を始めた頃からの習慣で、今でも生徒さん一人一人のレッスン記録を書き続けている。 レッスンの指導ポイントや出した宿題を書くことで、次回のレッスンの組み立てがしやすいし、一ヶ月前、一年前、5年前のレッスンへもさかのぼり、指導プランの確認や修正も出来る。 メモすることで連絡事項の伝え洩れや重複を防いだり(^^;) 生徒さんの予定や様子も書き込んであるので、後から読み返すと、とても感慨深い。

気付きが大切。
教室の大人の生徒「ささパパ」さん、3人のお子様のお父さんです。 そして、長男そう君と長女ゆきちゃんも、教室の生徒さんです。 親子3人が良きピアノ仲間、良きライバルとして、ピアノが生活の一部となっている「ささ家」の様子。 いつも微笑ましく思っています。 そしてママが必要以上に口出しせず、子ども達のレッスン送迎に徹してくださる姿に、いつも感謝しています。自主性を尊重してくれる優しいお母様に褒められることが、子ども達は一番嬉しいのです。 先週の「ささパパ」のレッスン。 発表会に向けて練習している楽譜に『よくきく』と書いてあります。 何週間か前に「自分の音をよく聴いて練習してください。まずは録音してみるのも良いですよ」と宿題を出したんですね。 「自分の音を聴くということが、やっとわかりました」とおっしゃいました。 繋げて弾いてるつもりで弾いていたのに、実際の音は切れていたそうです。 そして「弾きながら自分の音を聴くって、とても難しいことですね」と。 ワタクシ、この時を待っていましたよ。 何週間か前に出した宿題、「よく聴いて」。 実はもう何年も前から出し続

ひなまつり
昨日はひなまつりでした。 夕食は、ちらし寿司ケーキを作りました。 「きゃ、かわいい!でも、食・べ・に・く~い!!」と娘のカノン。 しかも「来年は普通のちらし寿司でよろしく!」ですって~!! 来年はお茶漬けにしてやる~!(>_<)

憧れの曲に挑戦します。
昨日は小学4年生の、ののちゃんのレッスンがありました。 教本もブルグミュラーに入り、レッスン曲数も多くなって来たので、今年の1月からは1レッスン30分を45分に切り替えました。 今では発表会曲の練習も始まったので、45分でも足りないくらい(^^ゞ 今年の発表会、ののちゃんは憧れの曲に挑戦します。 ののちゃんのお家は私のお散歩コース上にあり、前を通ると時々この曲を譜読みしている音が聴こえてくることがありました(*^^*) レッスンではみていない曲を練習している音・・・。 じ~んとしました。 そっかぁ、ののちゃん、この曲を弾けるようになりたいんだ・・・。 「ののちゃん、今年の発表会は〇○○○○〇○○を弾く?」 「うんうんうん!!」←ののちゃん激しく頷く! 今までにない新しい要素がたくさん入った難しい曲ですが、ののちゃんの「弾きたい気持ち」は「弾けるようになるぞ!」の気持ちに変わっていて、あっという間に譜読みが終わりました。 先日はこの曲の作曲者の伝記本も読んだののちゃん。 これから憧れの曲をどんな風に仕上げて行くのかな? レッスンで、一生懸命憧れの曲