自信のある演奏。

だいぶ肌寒くなって来ました。

スポーツの秋、芸術の秋、食欲の秋・・・。

大人の生徒さんの中にはマラソンがご趣味の方もいて、先日の新潟マラソンにも参加されたそうです。

スポーツの秋、いいですね!

私はもっぱら、芸術と食欲担当です。(食欲は一年中担当してます。)

ほぼ毎週末、色々な演奏会に出掛ける機会に恵まれ、芸術の秋を満喫しています(*^^*)

この先も長岡で良い演奏会がたくさんありますので、皆さんもどんどん足を運んで欲しいなあと思っています。

遅くなりましたが、2日に開催された「こどもおんがくさい」にお越しくださった方々、ありがとうございました。

ちょうど娘のカノンが、この音楽祭に向けて練習していた頃にも、色んな演奏会を聴きに行く機会が多く、とても良い勉強になりました。

プロアマ問わず、とても魅力的で素晴らしい演奏に出会うことがあります。

それは「自信を持った演奏」だと感じています。

その「自信」とは、自分の能力や技術に対する自信ではなくて、曲に対しての「イメージ」が鮮明に見えていて迷いがなく、確信を持って演奏している・・・という「自信」かな。

「誰に何を言われても、私のイメージはこうなんですが、いかが?」みたいな演奏が大好きです。

このいかが?もミソなのかも。

いかが?があるから、自信とともに演奏する喜びも伝わってくるような気がします。

そして娘のカノン。

人前で演奏をする本番1週間前は、いつも絶不調に陥ります(^^;)

本番間近のプレッシャーに気持ちばかりが高ぶって、身体が追い付いて行かない・・・。

弾けば弾くほど、築き上げてきた音楽が崩壊してゆく・・・。

そうなると「びぇ~ん、びぇ~んえん。」と、ピアノ部屋から泣き声が聞こえてきます(^^ゞ

もうこれ、本番への通過儀式となっています。

一度落ちるところまで落ちたら、あとは上って行くだけなんですが、ここからの仕上げはまだ4年生のカノンには難しいので、小学生の内だけ手伝おうと思っています。

コツさえつかめれば、きっと一人で出来るようになると思うんだけどな。

~たくさん弾き込んで、つっかえることもなく、暗譜もバッチリ。

楽譜の中の音符も強弱記号も、音楽用語の見落としもない。

なのにどうして、満足できないんだろう・・・。

どうして、どうして・・・、もうあと1週間しかないのに・・・びぇ~ん!~

完成間近の絵画が、一気にジグソーパズルになって崩れ落ちてしまったような状態。

このジグソーパズルをはめ込んでいく作業は、譜読みを始めた頃の新鮮な記憶を、もう一度呼び起こすことから始めます。

初めて譜を読んで感じたこと。

どんなイメージを持ったか。

どんな物語を想像したか。

そのパズルのピース(フレーズ)に、どんな歌を聴いたか。

どんな色を感じたか。

一つずつ一つずつ丁寧に、もう一度パズルのピースをはめて行きます。

このフレーズは輝くように美しく・・・。

カガヤクヨウニ、ウツクシク?

輝いているのは、何?

ダイヤモンド?

太陽に照らされたアスファルト?

手袋に乗っかった雪の結晶?

弾き込んで行くうちに、慣れてあやふやになってしまったイメージや物語を、出来る限り具体的に思い出して行きます。

そうすると、いつの間にか曇ってしまっていたグラスに磨きをかけると輝き出すように、どんどん演奏が生き生きしてくるのです。

すべてのピースをはめ込んだ頃には、イメージ通りの色彩で輝き、立体感のある絵画が完成されます。(されるはず?)

何よりも、自分なりのイメージや物語を感じられることが大事です。

音色や歌い回しをどんなに上手く真似てもダメなんです。

カノンがお世話になっている先生も、新しい曲を始める時には必ず「カノンはこの曲にどんな物語を感じる?」と聞いてくださるそうです(*^^*)

ワクワクするし、先生に信頼されてるみたいで嬉しいし、子どもにとっては魔法みたいな言葉ですよね。

譜読みを始めた時の、あのワクワク感。

みなさんも本番前や仕上げの時に、もう一度、思い出してみてください。

音楽が生き生きしてくること間違いなしです(^^)/

本文に関係のない画像ですみません。

カノンからの伝言メモ。

うすうす気付いていたけれど、こやつはかなりの天然だな。

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