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気付きが大切。

教室の大人の生徒「ささパパ」さん、3人のお子様のお父さんです。

そして、長男そう君と長女ゆきちゃんも、教室の生徒さんです。

親子3人が良きピアノ仲間、良きライバルとして、ピアノが生活の一部となっている「ささ家」の様子。

いつも微笑ましく思っています。

そしてママが必要以上に口出しせず、子ども達のレッスン送迎に徹してくださる姿に、いつも感謝しています。自主性を尊重してくれる優しいお母様に褒められることが、子ども達は一番嬉しいのです。

先週の「ささパパ」のレッスン。

発表会に向けて練習している楽譜に『よくきく』と書いてあります。

何週間か前に「自分の音をよく聴いて練習してください。まずは録音してみるのも良いですよ」と宿題を出したんですね。

「自分の音を聴くということが、やっとわかりました」とおっしゃいました。

繋げて弾いてるつもりで弾いていたのに、実際の音は切れていたそうです。

そして「弾きながら自分の音を聴くって、とても難しいことですね」と。

ワタクシ、この時を待っていましたよ。

何週間か前に出した宿題、「よく聴いて」。

実はもう何年も前から出し続けていた宿題です(*^^*)

難しいんです。自分の音を聴きながら弾くの。

音が鳴った瞬間から衰退し消えてなくなるまで、注意深く聴きます。

でもただ聴いているだけではそこで音楽が終わってしまいます。

聴き続けながら、次の音を用意しなくてはいけません。

二つ、三つ、それ以上の作業を同時に進めなくてはいけないのです。

3分の曲なら3分間、15分の曲なら15分間、ず~っと神経を研ぎ澄ませて「聴く、用意、弾く・・・」を同時に行います。

それはそれは大変くたびれる作業です。

くたびれた脳は糖分を欲しがります。

   ↓

チョコレートを食べます。

   ↓

太ります。

   ↓

言い訳です・・・。

さて、ささパパです。

このたび「聴く」の難しさに気づくことが出来ました。

ここからはきっとすぐ、実際には切れて聴こえた音を繋げて弾けるようになるでしょう。

問題のほとんどは、弾いている本人が自覚していないことにあるのです。

気付くことが出来たら、問題は6割解決したようなもの。

だから気付いてくれるまで、先生はみんなに何度も何度も言いますよ(^^)/

「拍子をとってから弾きなさ~い!」

「何とな~く弾き始めないで~!」

「フレーズの最後で尻餅つかな~い!」

「よく聴いて~!」

さて、ささパパです。

発表会曲を両手でしっかり弾けるようになってきました。

今の楽譜だと少し物足りなくなったので、少し編曲して付け足すことに。

「ひまわりの約束~ささパパver~」です。泣けます。

今年もささパパの熱い演奏にご期待ください!(・・・とプレッシャーをかけてみる^m^)

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